僕にとって空手、キックボクシングを始めるきっかけになった人。
決して上手くはなかった。
久しぶりにビデオをみたが、やはりディフェンスも難がある。
一方攻撃もフック、ローキックは凄いが、それ以外はそんなでも無い。技術的にはあまり参考にならない。
じゃあ何が凄いかといえば、気持ちが強かったに尽きる。
身長180センチでありながら常に15センチ以上高い相手と打ち合う恐怖はどれ程のものか。
常に懐に飛びこみフックを振るう姿にどれ程勇気づけられたか。
トラウマを残してしまうようなKO負けを僕が知る限り3度はしている。パトリック・スミス戦、マイクベルナルド戦二回。
それでも再起してきた。
本当に凄い。
これを今のK-1で見たいと思うのは贅沢だろうか。
最後に私的ベストバウトを挙げると
93年空手ワールドカップ決勝、佐竹戦をあげたい。
主催者側に仕組まれたとおもえる佐竹有利の判定。最終的に試し割判定で破れてしまう。印象深いのはその後。
授賞式でアンディは悔しくて泣いてしまう。
そのときから我が家ではアンディのファンになりました。
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